ダンスを習ってみたい人・習わせたいパパ ママさん
ダンスを習い続けるとどんなメリットがありますか?反対にデメリットもある?
今回はこんな疑問についてお答えします。
この記事を書いているわたしは・・・
小学生の時からダンスを習い始め、20年以上踊り続けています。現在は現役ダンサーとして活動をしながら子供たちを中心にダンス講師をしています。
ダンスを習う7つのメリット【年代別】
ここからは年代を分けてダンスのメリットを紹介します。
はじめに補足をしますが、早く始めることが正解ではありません。
特にお子さんの習い事は焦らず検討してくださいね。
年代問わず大人も嬉しいダンスのメリット
まずは子供も大人も誰でも得られるダンスのメリットの紹介です。
体が柔らかくなる
ダンスを習い続けることで日に日に体が柔らかくなります。
レッスンでは時間を掛けてストレッチを行っています。
またもう1つ大きな理由としては、周りの影響によって率先してお風呂上りにストレッチをする習慣を身に付けるお子さんも少なくありません。
「自分だけ体が硬いのは恥ずかしいな(-_-;)」
そんな悔しさや焦りから、大人も子供も関係なくストレッチを行う習慣が身に付くようになります。
見た目がスマートになりやすい
ダンスクラスでは自分の鏡の姿を観察しながら日々研究・・・
発表会で少し露出度の高い衣装を半強制的に着させられちゃうなんてことも。
またダンスを習っていなかった時に比べて圧倒的に運動時間が増えるため、代謝が良くなります。
「鏡に映る自分の詩型が少しでも良くなって欲しい!」と思うことは普通のことです。
気が付けば、無意識のうちに努力をするようになります。
レッスンや発表会を通して美に対する意識も少しずつ変わることでしょう。
面接に困らない
特技に”ダンス”と記載できることは人生においてもかなりの強みになります。
学生時代に部活も趣味も特にパッとするものが無くて面接が苦手だというお子さん、、今後の面接という試練がトラウマになってしまうことでしょう。
それこそ、趣味と言えるものを見つけたいと思ってこの記事を読んでくださっている方もいるかもしれません。
そんな方にも「ダンス」が好きなことに繋がってもらえたら嬉しいですね☺
子供に嬉しいダンスのメリット
ここからは成長期でもある子供に嬉しいダンスのメリットを紹介します。
継続力を身に付けることができる
1つのことをコツコツと続けられるお子さんは良い意味で”頑固”なお子さんが多いです。
またダンスを工夫して早く覚えたり、改善したりして続けていくなかで自分ならではのダンスの魅力に気が付くお子さんもいます。
そういったお子さんは物事に関しての客観性も優れています。
ダンスは意欲的な人柄になってほしいと願う家庭にもおすすめの習い事です!
音楽能力が身に付きやすい
これはすぐに身に着けられるものではありませんが、ダンスを習い続けることでダンススキルや音楽知識の量もどんどん増えていきます。
ジャズソングやKPOP、邦楽など経験するダンスが増えれば増えるほど音楽知識やリズム感を養うことができます。
そのおかげで、小さいころからダンスを習っているお子さんは音楽に対してはとても敏感!
音楽の授業や体育のダンスの授業で困ることはほぼありません。
発表会を通して度胸が付く
ダンスの最大のメリットは大イベントでもある「発表会」にあると思います。
1年に1度、大きなホールを借りて開催する発表会。
大きな目標があれば、その分やる気も増えますよね!
どうしてダンスの発表会は度胸が付くの?
- たくさんのお客さんの前で踊ることへの緊張感
- スタジオではない空間で踊る新鮮さ
- 先生・鏡がないことへの責任感
普段のレッスンでは先生がお手本を見せてくれますし、鏡もある。
隣で踊っている人をチラ見できる環境などなど・・・
普段のレッスンでは振り付けを覚えきれなくてもどうにかなってしまうんです。
このあま~い環境が一切無くなるのが「発表会」なのです。
本番で不安なく踊れるように振り付けを体に染み込ませたり立ち位置を覚えること、周りと揃えて踊ること、こういったことは発表会に参加しなければ実感できることではありませんね!
新しい友達との出会い
長年のダンスレッスンを通して交友関係も深まります。
前述したように発表会やイベントごとも友達作りの大きなきっかけにもなりますね!
共通の趣味がある友達は長い交友関係にもなりやすく、学校外でのお付き合いだからこそ、子供にとっても良い刺激になります。
ダンスを習う事で起こるデメリットもある?
さて、ここまでメリットについて紹介してきましたがもちろんデメリットもいくつかあります。
デメリットも踏まえて、ダンスを習い事にしてみるか検討してくださいね。
レッスン費が掛かる
少なからず月額であれば5000円程から費用が掛かります。
1回ごとに支払うチケット制度を設定しているダンススクールもあります。
金額に関しては気になるダンススクールの詳細をしっかりと確認しましょう。
そして、もっとも掛かる費用はダンスを習い始めるための準備費用です。
といっても動きやすい服装であれば問題ないダンススクールがほとんど。
ですが、ジャズダンスではジャズシューズを必須とするスクールやチアダンスならポンポンやユニフォームを注文しなければならない団体もあります。
費用面はしっかりと講師やスタッフに確認をしましょう!
ケガのリスクがある
ダンスはスポーツの一種です。スキルやテクニックが上がれば上がるほど、当然ケガのリスクも伴います。
時にはケガを負いながらもパフォーマンスをしなければならない場面も・・・
初めての発表会は家族の負担になることも
年に1度の大イベントだからこそ、ダンススクール総出でクオリティに命を掛けているスクールもあります。
初めて参加する生徒さんにとっては不安なことも沢山あることでしょう。
思ってもいなかった発表会の負担
衣装の準備は「自前」だったり布を渡されて一から作らないといけないことも。
メイク道具はわざわざウォータープルーフのアイテムを揃える必要があります。
こうやって例を挙げるとキリがありませんが、発表会・イベントの1週間前位からはダンスの追い込み練習をしながらも準備することがたくさんあります。
夜遅くのリハーサルの送り迎えや衣装の準備などなど、想定外の負担があることを知っておきましょう。
子供が金髪にしたがる
これは完全にわたしの体験なのですが、6歳からヒップホップをはじめた影響で小学生ながらに金髪に染めたがりました。笑
発表会を良いことに金髪は許されたのですが、、そういうカッコよさに憧れちゃうお子さんもいます。
そして、同じレッスンを受けている生徒の影響は少なからずあります。
『もっと痩せなきゃ・・・』
『オシャレな格好でいなきゃ・・・』
周りの可愛いダンサーを見れば、自分だってそうなりたいのは当たり前の発想。
もちろん頭ごなしに”ダメ”と言いつけるのは如何なものかとは思いますが、自分の子供がレッスンからどんな影響を受けているのかを気に留めておくことを忘れないように心掛けましょう。
まとめ
おさえたいポイント!
- ダンスはデメリットもあります
- 発表会は子供の成長に適したビッグイベント!
- レッスン・発表会の費用は必ず確認をしましょう
今回はダンスのメリット・デメリットについてダンス講師の目線から紹介しました!
もっと手軽にダンスをはじめるならオンラインダンススクールがおすすめです。