子供にダンスを習わせようか迷っている親
自分の子供の習い事を始めるタイミングが分かりません。どんなダンスの種類がありますか?費用はどれくらい?そもそも子供が習い事を続けられるかが心配です。
わたしは小学一年でダンスをはじめ、気付けばダンス歴は20年以上。ダンス留学を経験したり、”好き”だけでやってきた習い事がこんなにも続くとは思ってもいませんでした。
現在は幼児・小学生を中心にバレエの指導をしながら現役ダンサーとして活動しています。
今回は現役ダンサーのおどりこが、ダンスを習い事にするメリット・デメリットを中心にあれこれ書き綴ります!
※詳しいすぎるくらいなので、時間のある時に読んでください!(ブックマーク推奨)
ダンスをはじめるタイミング【〇〇〇卒業は必須条件】
お家で音楽にあわせて踊っていたら立派な素質!
だけど興味があるかも分からない状況で習わせると失敗する可能性も、、
まずは年齢別にダンスを始める時の注意点を記述します。
幼児がダンスをはじめる時の注意点
3歳から4歳くらいから幼児専門のダンスクラスに参加するお子さんもいます。
「子供を自立させたい」「子供の集中力を高めるため」
さまざまな理由からダンスに通わせていますね。
1つ注意していただきたいことが【オムツ問題】です。
・トイレに行く意志を先生に伝えることができる
どんなダンススクールでもダンスを始めるための基準としているのがオムツ問題です。
これだけ守っていただければ他には大きな条件はありません。
はじめは集中力も10分持てば良い方です。
何をやっているかも分からないまま参加されているお子さんもいます。
ダンスレッスンに通い続けることで、時間と共にお子さんの「やる気」や「協調性」が芽生えてくるものです。初めからできなくても全然問題ありません!
小学生からダンスをはじめる時の注意点
小学生となると羞恥心・プライドが芽生える年頃。
それらが邪魔をして突然やる気をなくしてしまうお子さんもいます。
また体験レッスンで、周りのレベルが高すぎるあまりに自信を無くしてしまうお子さんもいます。
近所のお友達やクラスメイトが一緒にいると心強い!
近所のお友達やクラスメイトが一緒にいることで子供は不安なくレッスンを受けるようになります。
心配でしたらお友達を誘ってに体験レッスンに参加してみるのも良いですね。
また、習い事はあくまでも学校から帰った後に行くもの。まずは通いやすい地元のダンススクールで参加されることをオススメします。
子供に人気の習い事【ダンス6選】
バレエ
女子人気率ダントツのバレエ。小さい子供がレオタードを着てレッスンしている姿は可愛らしいものです。
しかし、有名バレエ団系列のバレエスクールは月謝が多額となってきます。発表会も大がかりなケースが多いです。
貸し衣装代、指定のバレエ用品やメイク道具を揃えるのには相当な費用が掛かります。
バレエのレッスンだけをやらせたい
・発表会がない体操教室が運営しているバレエスクール
ヒップホップ
ヒップホップは男女どちらにも人気のダンスです。
動きやすい服装とダンスシューズさえあれば手軽に参加できるのも親御さんに選ばれる理由。
発表会の規模はスクールによって差がありますが、バレエに比べるとレッスン費以外の多額な負担を求められることは少ないです。
ジャズダンス
劇団四季といったミュージカル・ディズニーランドのショーで踊っているものは全てジャズダンスが基本となっています。
ジャズダンスの基本はバレエから派生しているので、基礎レッスンの時に「プリエ」や足のポジションをバレエ同様に練習します。
バレエの堅苦しさが苦手だけど、洋楽やディズニーの音楽に合わせて楽しく踊れるクラスなら参加したい!と思って始めてみる生徒が多いですね。
タップダンス
タップダンスはまだまだ知名度が低いものの、TVショーやミュージカルの影響で始められる生徒も多い習い事です。
足を使って音をを鳴らすことで、リズムを感じ取る能力が抜群に優れます!
タップシューズが必須となりますが、現在はネットショップで手軽に購入することができるようになりました。
新体操
リボン・ボール・フープといった手具を使って演技をしたり、バレエのような柔軟性・ジャズダンスのようなリズム感、アクロバティック技といった要素が全て上手い具合に取り入れられているのが「新体操」です。
本格的に大会を目指す場合は、別の費用[衣装代や手技の購入費用(リボン・フープ等)・エントリー代)]が多額に掛かります。必ず夫婦で理解しておくべき問題です。
本格的に頑張れば、オリンピックを目指す選手になったり、将来の夢や目標の幅が広がります!
チアダンス
キビキビと踊るチアダンスの基礎は【バレエ】です。
「プリエ」「ピルエット」といったバレエで習う要素も、基礎トレーニングでは取り入れられています。
ジャズダンスやヒップホップの要素を取り入れながら踊ることもあるので、オールマイティに踊れるようになるのがチアの特徴です。
各スクールごとに指定のユニフォーム(タンクトップ・スカート)とポンポンを購入することが殆どですが、発表会ごとに新しい衣装を購入することはありません。
そういった面では他のダンスに比べると習い事の費用を抑えることができます。
習い事の費用を抑えるためには【ダンスの発表会は付き物】
ダンスの発表会は付き物です。
年に一度のイベントなので、親子ともに素敵な思い出にしていただきたいと思います。
入会を検討している時点では、先々の発表会まで気にしなくて大丈夫です。
まずは見学や体験レッスンを通して、子供がダンスを楽しく続けられる環境であるかをポイントにスクール探しをしてみてください。
ここからは各ジャンルのお月謝代・初月レッスンで掛かる費用を紹介します。
バレエの費用
入会金 | 8,000円~15,000円 |
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月会費 | 5,000~10,000円 |
レオタード | 3,000~10,000円 |
タイツ | 1,000円 |
バレエシューズ | 2,000円 |
レオタード・タイツ・バレエシューズはお店・ブランドによって大きな差があります。
日本製ブランドだとChacottが有名です。
Chacottは質が高くプロダンサーにも多く愛用されている人気ブランドですが、1つ1つのバレエ用品がとても高いのが特徴。
初心者さんや体の成長が早いお子さんは無理して高い用品にこだわる必要はありません。
最近では(初めてセット)といったバレエ初心者さんに向けた企画も見つけられます。ネットショップを活用して上手に費用を抑えましょう。
ヒップホップの費用
入会金 | 0~12,000円 |
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月会費 | 5,000~8,000円 |
レッスン着 | 0円 |
ダンスシューズ | 3,000~5,000円 |
ヒップホップは動きやすい服装であれば特に指定はありません。
ジャンプ・ターン・切り返しといった動きが多いので、足首を固定できるシューズを選んであげましょう。
ジャズダンスの費用
入会金 | 5,000~12,000円 |
---|---|
月会費 | 5,000~8,000円 |
レッスン着 | 0円 |
ジャズシューズ | 3,500~5,000円 |
ヒップホップと同様、レッスン着は動きやすい服装であれば問題ありません。
ジャズダンスでは、一般的に柔らかい革で作られた【ジャズシューズ】を履いてレッスンをします。
ジャズシューズといってもたくさんの製品やブランドが存在するので、初めて買う人はかなり悩むポイントです、、
»ジャズシューズについてサクッと理解できる記事を参考にしてみてください!
タップダンスの費用
入会金 | 0~10,000円 |
---|---|
月会費 | 5,000~8,000円 |
レッスン着 | 0円 |
ジャズシューズ | 3,500~5,000円 |
タップダンスも動きやすい服装であれば特に問題ありませんが、レッスンを始める時にはタップシューズを購入する必要があります。
体験レッスンを検討する場合は、一度スタジオに相談してみましょう。
スクールによっては、タップシューズを貸してくれるところもあります。また「靴底が厚めのスニーカーであれば大丈夫です」と記載しているスクールもあります。
子供が本格的に始める姿勢が見えたらタップシューズを準備してあげれば問題ありません。
新体操の費用
入会金 | 0~10,000円 |
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月会費 | 5,000~8,000円 |
レオタード | 3,000~10,000円 |
スキンシューズ | 2,000円 |
手具 | 5,000円~ |
新体操はスクールによっては指定のレオタードを購入することがあります。
体験レッスンでは動きやすい服装で大丈夫ですが、通っているうちに追加で必要なものが必ずといっていいほど増えてきます。
新体操の手具は全部で5種類!
リボン、ボール、フープ、クラブ、ボール
発表会ごとに新しい手具を購入する場合もあります。
月会費以外の出費が多いことが原因で辞めるお子さんも多いので、始める前には夫婦で必ず話し合いましょう。
チアダンスの費用
入会金 | 0~10,000円 |
---|---|
月会費 | 5,000~8,000円 |
レッスン着 | 0円 |
スキンシューズ | 2,000円 |
手具 | 5,000円~ |
チアダンスといえばポンポン!
ポンポンは入会時に購入する場合もありますが、使用頻度はスクールによってバラバラです。
また地元のイベントに積極的に参加するスクールだとユニフォームを一式そろえたりイベント参加料金が発生する場合もあります。
イベント頻度により出費価格が左右されるので見学・体験レッスンの際に必ず確認しましょう。
子供が習い事を続ける条件
・親の負担にならない
子供の負担にならない
子供には楽しく習い事を続けて欲しいですよね。
心配になるの気持ちはとても分かります。
習い事の主役は子供
わたし自身、子供たちへのバレエ指導を通して子供に寄り添ったアプローチが必要だと気が付きました。
「宿題あるの?」「練習しないの?」「ストレッチは?」つい言ってしまいがち。
子供の本音は「そこまで言われると放っておいてほしい」気持ちなのかもしれません、、
家庭で実践したくなるアプローチ方法が詳しく掲載されています。
子供の習い事で不安を感じた時は本を参考にしてみるのもオススメです!
親の負担にならない
意外と落とし穴なのが子供の習い事が親の負担となっていることです。
夫婦での話し合いの上で習い事を始めることにしたものの、思っていた以上に発表会の準備が負担になったケースは少なくありません。
発表会前には衣装づくりや手伝いを保護者に協力してもらうこともあります。
発表会やイベントに参加する時は、夫婦でしっかり話し合い・対策をしましょう。
まとめ
おさえたいポイント!
- 「オムツ問題」に注意
- 初めからできなくても問題ナシ
- ダンスの発表会は付き物
- 子供に寄り添ったアプローチでやる気を引き出す!
わたしは小学生の時にダンスを始めていなかったら、たくさんの出会いや経験を積むことができなかったかもしれません。
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