ニューヨークダンス留学までにしたこと【社会人でもダンス留学は可能】

ダンス

ダンス留学が気になっている人

社会人からでもニューヨークにダンス留学はできますか?ダンス留学の事情を詳しく知りたいです。また帰国後はどうしているのでしょうか。

今回はこんな質問にお答えします。

この記事を書いている私は・・・

2018~2019年にかけてニューヨークにあるBroadway Dance Centerにダンス留学をしていました。
おどりこです!現在は日本に帰国し、ダンサーやダンス講師として活動しています。

ダンス留学には憧れるけどなかなか一歩が踏み出せない…
そんなあなたの気持ちが少しでも解決できたらと思います🎵

【多国籍のニューヨーク】社会人でもダンス留学は可能!

社会人でもダンス留学はできます!

なぜなら、ニューヨークのダンス留学は基本的に18歳以上からを対象としています。

各学校ごとで上限年齢が定められている学校もありますが、基本的には高校を卒業した人を対象としていますので、むしろニューヨークには社会人の留学生がたくさんいます。

ニューヨークの有名なダンス学校は主に以下の5校
・Steps on Broadway(ステップス・オン・ブロードウェイ)
・Broadway Dance Center(ブロードウェイ・ダンスセンター)
・The Ailey School(アルビンエイリー)
・Peridance Capezio Center(ペリダンス・カペジオ・センター)
・Ballet Arts(バレエ・アーツ)

経験上、この中で英語に自身のない人でもダンス留学を受け入れてもらいやすいのが「Steps on Broadway(Steps)」「Broadway Dance Center(BDC)」だと思います。

特にBDCには日本語が話せるのスタッフがいます。

そのため入学後の学校案内やクラスのシステムを日本語で説明していただけるので、安心してプログラムを始めることができます。

ここからはStepsとBDCの留学プログラムを紹介!

Steps on Broadway(ステップス・オン・ブロードウェイ)

Steps on Broadway

通称”ステップス”では、3つの留学プログラムがあります。

プログラム① Steps Conservatory (17~27歳)

Steps Conservatory(通称:コンサバ)は、17~24歳までが入学できるプログラムです。

海外留学生の場合は18歳以上が条件となりますが現地のアメリカ人も17歳~プログラムに参加することができます。

プログラムは2年間と長期間のため、専門学校に近い印象になりますが教室があるわけではありません。

しかし、ダンスだけではなくボイストレーニングや演技レッスンも受講することができるので、将来はブロードウェイで活躍したい!といったポテンシャルの高い若手ダンサーが集結しています。

プログラム② Summer Study NYC: Contemporary & Theater Dance Intensives (18歳以上)

Summer Study NYC(通称:サマープログラム)は18歳以上が参加可能な夏季短期集中プログラムです。

約3週間の中で決められたプログラムに沿ってレッスンを受講します。

シアタージャズ専門・コンテンポラリー専門の2種類から選択が可能。

この短期集中プログラムを受講後に世界を回るクルーズ船のダンサーやロケッツダンサーなどとして活躍するまでになったダンサーもいるみたいですよ!

プログラム③ International Independent Study Program (18~35歳)

International Independent Study Program(通称:IISP)は18~35歳までが参加可能な留学プログラムです。

3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の期間から自分で選択してプログラムに参加することができます。

初心者~上級者までレベルの規定が設定されていないプログラムなので、日本で本格的にダンスを経験していなくても参加することができます。

Broadway Dance Center

Broadway Dance Center

通称”BDC”では主に2つのプログラムがあります。

プログラム① Professional Semester 18~27歳

通称”プロセメ”は4ヶ月期間の留学プログラムです。

毎年・春と秋にプログラムが始まります。ダンスだけでなく、ボイストレーニングや演技のレッスンもカリキュラムに含まれている為、英語でのコミュニケーションが必須となります。

プログラムの締めくくりとして「ショーケース」が必ず開催され、オーディエンスにはキャスティング事務所や振付師、BDCの教員などショービジネスのオファーを掛ける人たちも招待されます。

既に高いダンススキル・英会話スキルの双方を持っている人には絶好のチャンスとなることでしょう。

プログラム② INDEPENDENT TRAINING PROGRAM 18歳~

2022年1月より開講の新しい留学プログラム。通称”ITP”と呼ばれます。
※ISVPと内容は同じです

このプログラムは、3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の期間から自分で選択してプログラムに参加することができます。

基本的に全250クラス以上のコマから好きなレッスンを12クラス/週 参加することができます。

クラス自体は入門~上級まで幅広くレッスンがあるため、日本で本格的にダンスを経験していなくても参加することが可能なプログラムです。

春シーズン入学は注意

年に4回の入学式を設けていますが、特に春シーズンの入学は日本人留学生が多いためオススメできません。

日本語にできるだけ囲まれずにダンス留学に徹したい方は、4月入学を避けましょう。

会社を辞めてからNYダンス留学までにしたこと【手順5つ】

さて、ここからはダンス留学を叶えるために実行したことを5つ紹介します。

この5つの工程をやるかやらないかで留学生活に影響がでます!

留学エージェントに話を聞きに行った

留学には何が必要なのか、お金はどれくらい必要なのか、ダンス留学生はどこに住むのが一般的なのか・・・とにかく思いついた疑問を箇条書きして、留学エージェントに相談に行きました。

まずは無料カウンセリングができるエージェントを探しましょう
夢カナ留学 では無料カウンセリングを実施しています。

実際、語学学校やビザを通したダンス留学をしなくてもニューヨークでダンス漬けの日々を過ごすことは可能です。

日本で貯金をしながら留学計画も立て、レッスンに通い…そんな毎日でストレスを抱えてしまうなら、さっさと無料カウンセリングに相談した方が解決できますよ!

ニューヨーク渡航の経験がある人に話を聞いた

ニューヨークにこだわらず、海外生活の経験がある人に話を聞きましょう。

留学生活では想定外のアクシデントばかりです。本当に!!

日本にいる間に「留学・海外生活あるある」を1つでも多く知識を入れておくことをおすすめします。

とりあえず100万円貯金をした(本当は200万円あると良い)

留学期間・滞在先・目標や、やりたいことがハッキリしてくると必要な貯金額が明確になってきます。

明確な貯金金額が分かればあとは底に向かって稼ぎまくるのみですが、ダンス留学についてまだまだぼんやりとしている人は、とりあえず「100万円」は貯金しましょう。

あくまでも1つの目安にすぎませんが、3ヶ月程度の留学であれば100万円あれば問題なく暮らせると思います。

【ニューヨーク】ダンス留学の費用は?【失敗したけど幸せの半年間】
「ニューヨークのダンス留学はどれくらい費用が必要なのか知りたい。物価が高いニューヨークで生活ができるかが心配だし、せっかくのダンス留学を失敗したくない!」今回は私のニューヨークでのダンス留学の実体験に基づいてお話しします。安くニューヨークを遊びまくる方法もご紹介!
留学費用について事細かく記載しました!

それから、会社・アルバイトを辞める前に必ず海外で使用できるクレジットカードを作っておきましょう。

経験上、エポスカードは海外保険も付いていたので持っていて便利でした。

エポスカードはお守りになりました

  1. 海外保険(最長90日間)
  2. キャッシング
  3. カード払い

買い物や現金の引き出しも全てエポスカードで解決します。

留学準備期間は学費の一括支払いや飛行機のチケット支払いでカードの限度額に達してしまうこともあります。

何かあった時の保険として留学時はクレジットカードを2枚準備しておきましょう!

英会話スクールに通った

ぶっちゃけニューヨークは英語が喋れなくても生きていけます。

よりダンス留学を充実させてたいなら、英語を勉強していて間違いなく損ではありません。

レッスンでは時々、振付師が見学に来るときもあります。

そんな時に目に留まれば多少のコミュニケーション能力は必要になります。

正しい英語は使えなくても、自発的にコミュニケーションを取れるまで英語に対する抵抗を減らしておきましょう。

英会話の勉強は不定期でOK

わたし自身、テキストで勉強をしたことがありません。

その代わり、留学準備をしている時から英会話カフェを利用するように心掛けていました。

スケジュールが不定期なダンサーは多いと思いますので、英会話カフェはとてもオススメです。

第一の目的としてコミュニケーションスキルを付けたかったので、合理的な勉強方法だったなと自分ながらに思います。

  • おすすめの英会話カフェを紹介

» 無料体験実施中!英会話カフェLanCul

短期戦で英会話を詰め込んだ自分が言うのもなんですが、それでOKです。笑

敷居の高い英会話スクールではなく、コミュニケーションスキルを高めることができた英会話カフェを選んで正解だったと感じています。

海外から来るダンサー・振付師のワークショップやレッスンに通い詰めた

日本にいる時からコミュニケーションスキルを習得したと言いましたが、ダンスも同じこと。

日本にいる時から来日ワークショップや海外講師レッスンを受けて、英語でのダンスの環境に慣れるようにしていました。

来日ワークショップでは質疑応答の時間を設けるクラスもあるかと思います。
ぜひとも積極的に質問をして英語を話す努力もしてみましょう。

ダンス留学が充実するヒントは『積極性』です!

ダンス留学後の進路・就職事情

社会人から思い切ってダンス留学した人のその後はどうなっているのでしょうか?

結論としては千差万別でした!

ブロードウェイでダンサーとして活躍している人もいれば、クルーズ船でショーダンサーをしていたり、劇団四季のオーディションに合格している人などなど・・・

日本に帰国してオーディションを受けたり、アーティストビザを取得してアメリカで活動する、アメリカで恋人を見つけてゴールイン!なんてこともありました。笑

ただ、結果として海外留学をすることで物事に対する価値観や視野が広がったと実感しています。

ダンスに関する知識も勉強できますし、ブロードウェイの街中で生活することはいい刺激になること間違いありません!

目的をもたずに留学をしてしまうと蛇行に走る可能性もあります

資金が足りなくなり、違法バイトに明け暮れる生活を送る人やレッスンを休みがちになる生徒がいたことも事実です。

しっかり計画性をもって留学準備をすることを強くおすすめします。

まとめ

おさえたいポイント!

  1. 社会人でもダンス留学は可能!
  2. エージェントや海外生活経験者に必ず相談をすること
  3. 貯金を頑張りましょう

留学が実現するまでに、色々な準備があるのは事実です。

ですがそこを乗り越えて自分のやりたい事に向かえた時、きっと生涯に忘れられない大切な時間を過ごすことができることでしょう。

これからも留学に向けて準備をしている人や、憧れている人に少しでも身になる情報をお届けできたらと思います🎵

留学準備、頑張ってくださいね!

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