ダンサーとして活動している方の中には、

「レッスンが不定期で空き時間ができやすい」
「安定した収入が欲しい」
そう感じている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方にぴったりの“レッスンの合間にできる副業・アルバイト”をご紹介します。
あなたのスキルや生活スタイルに合った仕事を見つけて、より自由で安定したダンサーライフを送りましょう!
ダンサーが副業を考える理由
ダンサーという職業は、芸術性と表現力を活かした魅力的な道である一方で、安定した収入を得ることが難しいという現実もあります。副業を考える背景には、さまざまな理由があります。以下では、ダンサーが副業を始める動機や、その必要性について詳しく解説します。
① 収入の不安定さ
多くのダンサーは、舞台出演、イベント、レッスン指導などで収入を得ていますが、これらの仕事は案件ごとにギャラが発生する成果報酬型がほとんどです。そのため、「今月は忙しいけれど、来月は仕事がほとんどない」ということも珍しくありません。
また、怪我や体調不良によって一時的に仕事を休むと、その間の収入も途絶えるリスクがあります。副業を持っておくことで、こうした波を和らげることができるのです。
② レッスンやリハーサルの合間に空き時間ができる
ダンサーの生活は時間が不規則になりやすく、日によって空き時間が2〜3時間だけできることも。こうした時間を有効に使って収入につなげられるのが副業のメリットです。
たとえば、在宅でできる仕事やスキマ時間に行えるタスク系の副業であれば、本業の合間にも無理なく取り組むことができます。
③ キャリアの幅を広げるため
ダンサーとしての活動だけでなく、将来的には振付師、講師、トレーナー、クリエイターなどの道を考えている方も多いと思います。そのために必要なスキルや人脈を、副業を通じて身につけることが可能です。
たとえば、動画編集の副業を始めることで、自分のパフォーマンス動画を自作したり、プロモーションのスキルも高められます。また、SNS運用やライティングを通じて、自分のブランド力を育てることにもつながります。
④ 心の余裕を持つため
精神的なプレッシャーや将来への不安は、表現活動にとって大きなストレス要因になります。副業によって経済的な安心感が生まれると、本業であるダンスにもより集中できるようになります。
また、自分の能力を「踊ること」以外にも活かせるという自信が持てることも、長く活動を続ける上での大きな支えになります。
⑤ 突発的な支出やライフイベントへの備え
遠征や衣装代、トレーニング費用など、ダンサーには想定外の支出もつきものです。また、将来的に留学、転居、独立などを考えている人もいるでしょう。そんなとき、一定の貯蓄や副収入があることで、より柔軟な選択が可能になります。
副業は、ダンサーにとって単なる“お金を稼ぐ手段”ではなく、生活の安定・スキルアップ・精神的な安心をもたらす“第二のキャリア形成”とも言える大切な選択肢です。
ではここからが本題、レッスンの合間にできる副業・アルバイトの紹介です。
レッスンの合間にできる副業・アルバイト
オンライン講師
ZoomやSkypeを活用して、自宅でダンスやストレッチのレッスンを提供。ダンス以外にも、留学経験のある方は語学講師など、得意分野があればチャンスは広がります。
ビジネスからプライベート利用まで、個人のスキルを気軽に提供できる”ココナラ”が便利です。オンラインレッスンやアイドルやグループへの振り付け提供など、使い方も色々!登録だけでもしておくことをおすすめします。
アンケートモニター
スマホ1台で、いつでもどこでもできる手軽さが魅力!
アンケートモニターは、企業やリサーチ会社の調査に協力して、意見を提供する副業です。報酬は1件数十円〜数百円程度ですが、空き時間を使ってコツコツ取り組めるため、時間を効率よく活用できます。
アンケートモニターは、身体への負担がなく、完全在宅でできるため、ダンサーにとってとても相性の良い副業の一つです。調べたところ、大手GMOでも募集をしているそうです。
まずは無料登録から始めてみてはいかがでしょうか?
フードデリバリー
Uber Eatsや出前館は、アプリ一つで自由にシフトが組める人気の副業。体を動かすことが好きな人にはぴったりです。どちらかというと体力に自信のある男性ダンサーなどにおすすめのアルバイトです。
ライブ配信
ダンスパフォーマンスを配信するだけでなく、日常のトークや趣味を共有することでファンを獲得。ダンスイベントへの集客へ促すコンテンツとしてもおすすめです。特にダンサーは人気商売です。ライブ配信で人気が出れば月収数万円〜数十万円も可能です。
ダンス関連ライター
自身の経験を記事にして発信。まさに私がやっている副業がこのライターという職業です。ダンス関連ライターは、自分のダンス経験や知識を活かして文章を書く副業です。ダンス初心者向けの記事からイベントレポート、ダンサーインタビュー、教則コンテンツの執筆など、多岐にわたるジャンルがあります。自身でブログを発信するのもよし、クラウドワークスで記事を提供する方法もあります。

最初は報酬が少ない案件でも、実績を積むことで文字単価や仕事の内容もレベルアップしていきますよ。
スタジオ受付・事務
24時間ダンスの環境に身を置きたいといった方にはとってもおすすめなアルバイトです。通っているダンススタジオで求人募集が出たときは、ぜひ検討してみては?
短時間でも働けて、ダンス仲間や業界とのつながりが増えるメリットもあります。またスタジオによっては社割やサービスがあることも。私も過去にダンススタジオで受付のアルバイトをしていたことがありましたが、バレエやジャズダンスを1回1000円で受講していました。
アパレル・スポーツ用品販売
ダンサーにとって、身体のラインや動きが映える服装は日常の一部。そのファッション感覚や身体に関する知識を活かせるのが、アパレルやスポーツ用品の販売スタッフの仕事です。お客様との対話を通じて、自分のセンスや接客力を高めることもできます。”ルルレモン”では現役ダンサーなども活躍されている印象ですね。
まとめ・副業選びのポイント
- スケジュールの自由度
本業(ダンス)に影響を与えない働き方を選びましょう - 体への負担
パフォーマンスに支障が出ないよう、無理のない仕事を - スキル活用
今後のキャリアにもつながる副業を意識しましょう。
ダンサーにとって、副業は生活の安定だけでなく、自己成長や人とのつながりを広げる手段にもなります。ご自身に合った副業を選び、より豊かなダンサーライフを目指してみてくださいね!