ニューヨークに留学を考えている人
ニューヨークのダンス留学はどれくらい費用が必要なのか知りたい。物価が高いニューヨークで生活ができるかが心配だし、せっかくのダンス留学を失敗したくない!
今回はこういった疑問に答えます。
この記事を書いている私は、2018年秋~2019年春までニューヨーク Broadway Dance Centerにスカラーシップ生として半年間、ニューヨークでダンス留学をしました。
今回は私のニューヨークでのダンス留学の実体験に基づいてお話しします。
私が半年間で使ったダンス留学の費用は「200万円」です
結論として半年間で200万円使用しました。
なぜなら最も物価が高いマンハッタンエリア(=東京でいう港区)に住んでしまったことが一番の原因です。
そんなところに半年間住むと一体どんな生活になるの?過去のダンス留学生活から深掘りします!
内訳を紹介 ※当時の $1=113円
ダンス学校 学費【Broadway Dance Center】
6ヶ月=$4,650(当時 約52万円程)
申請費:$250(当時 28,000円程)
飛行機チケット(成田~ニューヨーク)
往復で約12万円×2回=20~26万円
家賃
家賃$900×6か月分=$5400(半年で約61万円)
iPhone7
約$500(5万6千円程)
食費
$150/月(2万円程)
生活用品
$100/月(1万2千円程)
追加レッスンや観劇代、観光地めぐり
$1~ (ここは個人の物欲によるので省略。)
以下、詳しく説明していきます。
留学費用① 学費【BDCの場合】
6ヶ月=$4,650(当時 約52万円程)
申請費:$250(当時 28,000円程)
わたしはBroadway Dance Center(=BDC)にダンス留学をしました。事前に学校に留学するための申請の準備が必要になります。
BDCが記載している通りに必要な書類を集めて、必要な学費を指定のショッピングページにクレジット払いすれば完了です。文字に起こすと簡単そうですが、結構ハードです。申請は全て英語です。
そんな時間ありません!英語で書類作成なんて無理!
お金を支払えば、代行してくれるサービスもあります。
わたしは代行サービスを使用せずに自力で留学の申請書類を提出しました。
コストを削減したかったし、半年間は何が何でも英語でダンス留学をしなくてはならないので、義務感でやりとげました!
ダンス留学の申請は、私にとってアメリカで生活をしていくうえでの自信となりました。
英語力をアップさせたい人、またコストを抑えたい人にも自力で資料作成をすることをおすすめします。
近い将来、英語圏で生活することになるのですし、、頑張って自力で申請してみてほしいです!
留学費用② 飛行機チケット(成田~ニューヨーク)
往復で約12万円×2回=20~26万円
一時帰国をした為、飛行機代 2回分の支払いがありました。
半年間のダンス留学で一時帰国する人のは稀なケースかと思います。
なのでシーズンによりますが、往復チケットは10~13万くらいで抑えられます。
代表的な飛行機チケット会社はコチラ
留学費用③ 家賃
家賃$900×6か月分=$5400(半年で約61万円)
運が良いことに、友達の紹介で学校から徒歩5分のシェアハウスに入居させていただきました。
もちろん、ニューヨークに住む人に向けたコミュニティサイト(MixBが特に便利。)を利用すればさらに家賃の低いシェアハウスやアパートを見つけることができます。
他の留学生と比べても、家賃$900は少しお高め、、
留学生活の優先度を決める
限られたダンス留学の中で、何を重要とするかを考えた時に私の場合は『時間』でした。
生活に慣れたらもう少し家賃の安い場所に引っ越そうと考えていましたが、限られた留学生活を少しでも多く満喫したいと思ったので、学校から5分で通えるアパートに住み続けることにしました。
また、本音を言うとニューヨークの地下鉄に乗りたくありませんでした。
ニューヨークの地下鉄3K
・汚い
・臭い
・混んでる
まさにニューヨークの地下鉄は3Kといっても過言ではないと思います。夜遅くの乗車は昼の乗車に比べて治安の悪さが目立つことも。また、ニューヨークの地下鉄は時々、路線変更をする場合がありました。
ニューヨークで地下鉄を使う時は、少し注意深くなることをオススメします。
留学費用④ iPhone7
約$500(5万6千円程)
アメリカにダンス留学するならiPhoneの利用を強くおすすめします。
なぜなら、全国で共通して利用されているスマートフォンだからです。
ダンス留学の当初は2016年に発売されたdocomoのandroid機種を利用していたのですが、海外SIMとの相性が悪かったために利用していたスマホに電波が届かず…。
やむを得ずアメリカ携帯屋 Bookoff店にお世話になりました。
ニューヨークでSIMカードなどのお困りがあればこちらがおすすめです。
未踏地で携帯電話の無い暮らしとか恐ろしいです…!
とはいえ、留学先での大きな出費の1つでした。
留学費用⑤ 食費
$150/月(2万円程)
マンハッタンは物価が高すぎです!食品や日用雑貨も高い!
普段の買い物もおのずと割高になります。卵が1ケース$4(440円くらい)とか当たり前でした。
東京で例えると、港区に住んでる感覚じゃないでしょうか…。
しかし、安心したことは日系スーパーがあることです。
2階建ての日系スーパーです。2階にはイートインスペースもあり。
あとは、韓国系スーパーで有名なHMARTもオススメ。
野菜類や肉類は日系スーパーよりもHmartで購入したほうがお得です。
実はアメリカでは薄切り肉を食べる習慣がないのでホールフーズやトレーダージョーズなどの一般スーパーで入手するのが難しいんです。
豚丼や生姜焼きなど日本食がそもそも作れない環境となると、自炊暮らしを張りきってもやる気がなくなりますよね。
なので私は日系・韓国系スーパーで自炊を中心に生活していました。
留学費用⑥ 生活用品
$100/月(1万2千円程)
私が滞在していたシーズンは冬がメインでした。また、アパートにヒーターといった暖房器具が1つも無かったんですね。だから加湿器や防寒グッズをやたらと購入していた気がします。
ちょっとケチ臭い大家さんだったので極寒生活でした。こういう所は今思うと反省点です。
あと、生理用品やシャンプー、コンディショナーなど自分の肌に直接触れるものはある程度持っていくことをおすすめします。現地のものだとかぶれてしまったり肌トラブルを起こすこともあります。
留学費用⑦ 追加レッスンや観劇代、観光地めぐり
観劇や観光地巡りはぶっちゃけ相当費用を抑えられます。
なるべく費用を抑えてミュージカルを観劇したり、時には極力お金をかけずに観光地に遊びに行ったりもしていました。
このサイトを使えば、定価の値段から割引された価格ブロードウェイミュージカルを楽しむことができます。アプリでの利用対応もしています。
また、当日の朝からチケットカウンターに並んで特別に用意された格安チケットを抽選で買えるサービス「ラッシュチケット」「ロッタリーチケット」で運試しするのもおすすめです。
自由の女神を無料で見れた!
スタテンアイランドフェリーに乗船すれば無料で自由の女神を見物することができます。
なぜなら、このフェリーはスタテン島に住む人たちの交通手段として使われている無料フェリーなのです。
その他にも図書館でミュージカル作品をレンタルしたり美術館の無料開放日を狙ってみたり、お金をかけずに楽しむ方法はいくらでもあります。
ダンス留学の生活は楽しいですが、たまには息抜きも必要ですよ!
ざっとまとめると私の半年間の生活はこんな感じです。
家賃はもっと抑えることが出来ますし、iPhoneの購入や一時帰国もなければ150万円程度まで抑えることができたかと思います。
友達の生活から学ぶことは大きかったです。
実際にクイーンズに住んでいた友人の行きつけのスーパーは食品も日用雑貨もさらに安く買える環境でした。住む場所よっては物価がもっと安くなります。
ということで、今回は以上です!
ダンス留学は実際に体験してみないと分からないことが沢山あります。
いろんな経験を通して充実したダンス留学を過ごしてくださいね。