アメリカにダンス留学している人、検討している人
お金がカツカツだから、留学中も収入が得られたら良いな。留学生でも副業やアルバイトをできますか?
今回はこんな疑問にお答えします。
この記事を書いている私は…
2019年秋まで半年間、ニューヨークでダンス留学をしていました。帰国後は、幼児・小学生にバレエの指導、そして現役のダンサーとして活動しています。
留学を経験したからこそ知ってしまった、ニューヨークのアルバイト事情をお話しします。
アメリカにダンス留学したらアルバイトはできません
アメリカにダンス留学したらアルバイトはできません。
なぜなら、アメリカでは就労ビザを持っていなければ働くことが許されていないからです。
これはアメリカの法律の元に決められています。
留学を目的に滞在する学生ビザや観光でアメリカに入国して働くことはできません。
アメリカで働くにはどうすればいいの?
アメリカで働くには就労ビザが必要です。
領事館の公式ページにて、就労ビザの種類や目的が細かく記載されています。特にダンサーといった芸術分野で注目するビザは【Oビザ】【アーティストビザ】と言われています。
しかし、【Oビザ】【アーティストビザ】を取得するには専門分野で超越した能力や経歴、実績を持つことを証明しなければいけません。また、ミュージカルカンパニーやダンスカンパニーといった同業者団体や労働組合から意見書を貰う必要があります。
このように、芸術分野を含めアメリカで就労するには多大なる努力が必要なのです。
アメリカのダンス留学生はアルバイトしないで生活してるの?
事実、ダンス留学をしながら違法労働をしている人もいます。
特にニューヨークは世界でも突出して物価が高いです。
ニューヨークに留学した時の内訳も公開しています👇
そんな中でアルバイトもせずに長期間生活していくのは困難ですよね、、
この記事を見ている人の中には、お金に不安を抱えて海外留学している人もいるかもしれません。
小耳に挟んだアルバイト事情
私が滞在した留学先には日本人をはじめ、香港、韓国、アルゼンチン、ベトナム…多方面からの留学生がたくさん集まっていました。
しかし、国籍割合からすると日本人が意外と多いのです。しかも、どこのスタジオに行ってみても日本人は横の繋がりをめちゃくちゃ大切にしているのも事実です。
特に英語力が乏しい留学生にとっては情報共有が命といっても過言ではありません。
なので違法バイトをしようものなら、結構な確率で風の便りとして届いてました。汗
どこでバレるかなんて本当に分からないのです。
特におすすめしないアルバイト
ここからは特におすすめしたくないアルバイトをつ3紹介します。
キャバクラ
キャバクラは違法バイトの中でも特に報酬・リスクが高い職業です。
勤務後はUberで自宅に送ってくれるサービスが付いているお店が大半です。
ここだけ読むと美味しい仕事のように思えますが、卒業後に再留学を考えている人やハワイをはじめ再度アメリカに渡航を考えている人にとっては非常に危険な行為なのです。
なぜなら、再入国をする時に以前に長期滞在歴があった人には入国の時点で聴取をする可能性があります。
実際に、キャバクラで働いていた留学生が再入国の時にスマホの履歴や写真など過去の行動を聴取されたケースもあります。
『自分は大丈夫!』と思っていても、どこで発覚されるか分からないのです。
居酒屋のアルバイト
ニューヨークでも、居酒屋文化が浸透してきてきました。そのためニューヨークの居酒屋は、人手不足を理由にビザの種類を問わずアルバイトを募集しているお店もちらほらあります。
特にニューヨークで生活する人なら誰もが活用するミックスビーの求人ページにはそういった募集案件も目立ちます。
窮地に生い立たされると、本当に手を出したくなる気持ちも分かります、、
しかし居酒屋が注目されている今としては、ここで働くことも危険な行為です。
なぜなら、どんなお客さんが来店されるか分からないからです。
仮にあなたのスクールの先生が来店してしまったら、、なんてことも少なからず可能性があります。
あるいは同じスクールの日本人留学生が来店してしまった時には、情報が回ってしまうのも時間の問題です。
日系スーパー
日系スーパーはコスパが非常に悪い仕事です。キャバクラ、居酒屋と違ってチップといった報酬がありません。
そして、来店されるのはほぼ日本人のお客さんです。
日系スーパーも居酒屋バイトと同様にバレる可能性が高いです。なのに、労働許可が無いことを良いことに安い給料で雇われることもあります。安い賃金で雇われている人は今すぐ辞めましょう。
結論、情報が回るのが早いニューヨークでは無難にアルバイトをせずに生活した方が自分の身のためになります。
『そうはいってもお金がピンチなんだ!!』って思う留学生、それが留学当時の私でした。
ここからは、アルバイトをせずに収入を得る方法を紹介します。
アメリカ留学中でも収入を得る裏技【4つ紹介】
これから紹介する方法は、留学のスキマ時間を使って自分のスキルを活用できる方法です。
収入方法① Youtube
収益を得るにはいくつかの条件がありますが、【海外留学】というブランドを用いて配信することで注目度も上がるのではないでしょうか。
自分のダンススキルや留学生活の発信を通して、登録者数を稼いでみるのも1つの方法です。
海外生活や留学を中心に発信しているYoutuber
LA留学を発信する楓さん
現在はダンスレクチャー動画を中心に、自身のスキルや経験をYoutubeで発信しています。Youtubeを始めるためには、参考になるYoutuberです!
LAに留学中のさわ子さん
こちらもLAにダンス留学中のダンサーさんです。
現在は筋トレ動画やロサンゼルス生活の様子を発信しています。
収入方法② ブログ/note
Youtubeに抵抗がある人には、日々の留学経験をブログやnoteで発信してみるのはいかがでしょうか?
海外生活で感じたことや異文化交流を通して学んだことを日記感覚で発信すれば、これから留学を検討している人の役に立てるかもしれません。
noteで有料記事を書けば、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなりますよ。
収入方法③【ライブ配信】ワンセブン・ビゴライブ・ポコチャ
スマホさえあればどこからでもできる新しい稼ぎ方。
大手ライブ配信会社ですと、ワンセブン(旧イチナナ)やポコチャなどがあります。
もちろん、トップライバーとなれば留学費用以上の収入が得られる可能性もあります。
毎日1時間でもコツコツ配信を続けていけば、月5万円程の収入を得られるようになる人もいます。
しかも、アメリカに留学をしていることをアピールするすれば応援してくれるファンも付くかもしれません。
しかしここで問題なのが、日本とアメリカには大きな時差があることです。
ライブ配信で最も閲覧される時間帯は日本時間・20時~23時です。
仮に配信場所をニューヨークとすると、朝の7~11時が黄金時間となります。
日中の配信では日本は深夜時間となりますので、時差には気を付けて配信していきましょう。
【ライブ配信 収入 仕組み 】と検索をかければ多数の稼ぐ方法が記載されていますので、参考にしてみてください。
下記の記事はライブ配信を始めるのにとても参考になる記事でしたので紹介します。
収入方法④ クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい企業や個人が、インターネットをを通して不特定多数の人に仕事やアイデアを募集するWEBサービスです。
イラストを描いてほしい、あなたの○○の体験を教えてください、○○についてブログ記事を作ってほしい…etc
毎日のようにたくさんの案件が募集されています。
そういった案件から契約を取り、収入を得るのが一般的な方法です。
スキマ時間を使ってYoutubeのサムネイルを作る仕事をしたり、英語学習についての記事を作成している人もいます。ダンスとかけ離れたジャンルでも、自分のできる仕事は意外と見つかるものです。
自分にあるスキルを掘り起こして活用すれば、意外と収入に繋がったりもします!
主に使用されているサイトは以下の2つ👇
クラウドワークス
ヤフー・クラウドソーシング
どちらのサイトもライティング業からデザイン、アンケートまで様々な案件が掲載されています。
もちろん納期など仕事内容によっては条件があります。
しかし、レッスンの空いた時間や放課後など自分の都合の良い時間に作業ができるのがクラウドソーシングのメリットです!
今回は以上です!留学生のアルバイト事情についてお話ししました。
もちろん最優先は勉強、そして限られた時間を楽しむことです♪
自分の行動で留学は吉にも凶にも転がります。
素敵な思い出となる留学生活となりますように(^^)/